B5/オフ/122Ｐ/（2001/8/12)
サークル：下僕堂（六道館）

ごったまぜ擬人化18禁

この本そのものはアニメよろず。中にパワパフエロパロマンガがある。
擬人化。

商業誌でも活躍している六道神士も参加するサークル本。ただ、パワパフマンガのパートは崩　雲双さんの作品。
オリジナル絵と擬人化絵がごったまぜで進行する奇妙なマンガ。ユートニウムはオリジナル絵のままだが、ガールズがコロコロと変わる。エロ部分はもちろん擬人化ってことで。

「パワーパクリガールズ　ユートニウム博士のハッピーディ」作者　崩　雲双

ユートニウムは後悔していた。「あーあ、パワーパフガールズなんかつくっちゃったけど、トラブルばっかりおこすし、最近かわいげがないし、なによりSEXの相手ができない！」
おかげで、毎日ダッチワイフのお世話の独身男性ユートニウム（笑）

そこで、彼は考えた。

「もう一度、完璧な理想の女性を完璧な計画で！」
perfect little girlではなく、
perfect loverってことですかね。

まあ、そんでもって鬼畜ユートニウム大暴走が始まるわけです。

なにしろ、新たな理想の女性の材料は・・・・

パワーパフガールズ！！！

ガールズをミキサーにかけて、もとの材料に戻ってもらおうとって・・・ユートニウム非道なり！！

えーとご覧のように、このマンガ、ときおりオリジナル絵に戻ったりします。そのテンポ加減はけっこうおもしろい。ま、そのときに擬人化では裸足なのに、オリジナル絵では靴はいてるんですが、そのへんはご愛敬ってことで。

そんなわけで、服を引っぺがされて、ミキサーの中にぶちこまれるブロッサム。
ユートニウム、こいつマジだ！

続いて、バブルス、バターカップも。そのガールズスープにさらに大量の「おさとう」「スパイス」そして「すてきなもの」をいっぱい！（なにいれてんだか・・・・）
とどめに、ケミカルXをいれたら、新しい「理想の女性」のできあがりだ〜。

でまあ、あとはボインバインの大人ガールズ相手のエロシーンが続くわけです。
なんかこうなっちゃうと、大人ブロッサムといより、モリガン様みたい。

おっきなお友達が常々思っていた「博士がガールズを作った本当の目的は？」に対する回答みたいなマンガですね。にしても、この人ブロッサム好きなんだなあと。大人ガールズはブロッサムタイプなわけですし、ミキサーに入る前に服を脱がされるシーンもブロッサム中心。

オリジナル絵のガールズが妙に気が抜けた感じで味があるので、この絵柄でももっと描いてほしかった。

最後にちょっと擬人化に関しての考察を。
いろんな人がガールズ擬人化してますが、髪型とかはみなさんそう大差ないかと思うんですが（バターカップだけは人によって解釈ちがうかな）、問題は服ですね。

ご覧のようにこの方は『今日もみーんなすくわれた！』派ってとこでしょうか。
要するに、あの黒縞の部分をベルトと解釈しているわけです。多くが「服の模様」解釈であるのに比べると、ちょっと珍しいかも。また、襟のところにも注目。タートルネックになっています。あと、足もタイツじゃなくてソックスですね。
あと、ここでは絵を出してませんが、ブロッサムのリボンは、後ろ髪をまとめるものではなく、頭のてっぺんについてるものとして描かれてました。まあ、オリジナルでもそうなんですけどね。擬人化派の人はここ悩んだりしないのかな？

擬人化も「どの人はどこをどう解釈してるか」って考えながら見ると面白いかもしれません。

おまけ。エクセルサーガのキャラでパワパフ絵。もちろん三人娘あるけど、とりあえず一枚紹介。