P
表紙

B5/オフ/20p(2001/2/25)
サークル:チャレンジャー部

ちょっと珍しい、パワパフの四コママンガ集。「お笑い」ネタがけっこうあるところをみると、作者は「お笑い」好きか?


本のタイトルは「P」でいいんだよね・・・・?


内容

ご覧の通り、パワパフの四コママンガ集といった同人誌です。

とりあえず、日本に来たよパワパフ、って感じで連作四コマ風に展開するんですが、それも序盤のみで、途中から関連性はなくなり、タイトルすらなくなってしまいます。

でも気持ちはわかるよ。四コマのネタ出しって大変なんだよね。
ストーリーモノなんて、ネタ一つで数ページ稼げちゃうのに比べ、コマものは大変なんだよな。

そういう意味では四コマ集ってことで、パワパフ同人誌の中では、ネタの凝縮率が高い本。


 

 そんなわけで、ストーリー紹介てな感じにはいかないので、ピックアップしてご紹介。

いやー、珍しいですね。アメーバーボーイズですよ。

このマンガ、なんと(ラウディラフ)ボーイズどころかモジョすら出てこないにもかかわらず、アメーバらは登場する。

しかもネタは「お笑い」系ときてます。

好きなんですねえ、「お笑い」。

他にもネプチューンネタとかあったりと、全体的に「お笑い」系が多いですね。


 

TVネタもあって、なつかしのマジカルバナナ。ちょっと博士のあつかいがあんまりなネタ。世間ではそうみられているのか・・・・・博士。

もひとつは、天然かつ電波(?)な感じのバブルスネタ。はっきりいって、よくわかりません。そのわけわからなさ加減がけっこうお気に入りの一本。

さて、最後にこの一本。

やっぱり博士ネタ。

だれもが考えるネタですが、ラストの白ブロッサムが怖い。バブルスなら無邪気な質問だろうが、ブロッサムだと・・・これは尋問ですな。おおこわ。

この四コマは、ネタ以外でもこの作者様のパワパフ絵の特徴が出ているので、ちょっとよく見てみよう。

まず博士。


妙に顔が短くなってます。でもって、この表情。なかなか味がありますな。この絵だと、四角い顔ってゆうか、エラがはってるように見えたり。

そしてブロッサム!

このタイプのブロッサムはかなーり珍しい。付け毛のような、ポニーテールもそうですが、なにより、ちいさなリボン!!

うさリボとの愛称があるように、ツンとおったててることが特徴のブロッサムのリボンですが、これはまるで蝶ネクタイのような、ちんまりとしたリボン。おもしろいね。

単純に、うまいかヘタかでいっちゃえば、確かにウマくはないが、こういう、「ダレが描いたかわかる」個性的な絵ってのは好きですねえ。

こんなブロッサムを描けるのはキミだけだ!モツさん!(作者の方)

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