ReadMe!Girls!用語の基礎知識(草稿)

PpGサイトとかいいながら、PpG以外のこととか平気で書くスカポン太の文章を読み解くための用語集。一見さん向け?

まあなんですか、長いことおつきあいしてもらってる方は別として、初めて来た方なんかには、たまに、なに言ってるんだかわからない言葉を使ってることが多いんじゃないかと思い始めた今日この頃。PpG好きできたはいいけど、特にCSとかケーブルに加入してなくてカートゥーン話とかわけわかんないとかあるんじゃないかと。カートゥーンは見てても、未放送ネタとかアメコミネタとか。そんな人のために〜とか思ってメモっていたんですが、なんか違う方向にいってしまったような、スカポン太のメモを公開したします。

どういう風にまとめようかまだ決めてないうえに、まとまるか不安になったので、未整理のまま公開。読みにくいですが、ご勘弁。(検索機能とか上等なものはありません)


ジャパニメーション
日本のアニメの俗称。
なんだが・・・・はっきりいって死語。もともと、あまりにアメリカのアニメと違うため区別するためにこの名称が使われたことがあったが、今は海外でこの言葉を使うとことは皆無であり、むしろ今だに使ってるのは日本のメディアくらいなもの。
現在海外では「アニメ(anime)」が商業日本アニメーションを指す言葉になっている。
スカポン太も分かりやすいので昔は使っていたが、最近は使わない。だからむしろこの言葉が出た時は「なんらかのニュアンス」を含んでいると思っていただきたい。
日本のアニメを言うときはそのまんま「日本アニメ」と言うようにしている。もしくは「アニメ」。この場合混乱をさけるため、海外アニメを「カートゥーン」と呼ぶことにしているが、実際海外アニメって「カートゥーン」じゃないものもあるので、どーしようかと悩んでる。海外アニメ、もしくは洋アニメかな。

カートゥーン(Cartoon)
本来は時事風刺漫画やナンセンスな単純な絵の漫画を指す言葉だったんですが、ここでは普通に使う場合、海外アニメのことを指します。最近の作品はもはやカートゥーンと呼べないものが多いんですが、日本のアニメと区別するには分かりやすいので、やっぱり使ってしましますねえ。そいういことでよろしく。
カートゥーンと言わないで、海外アニメとか言ったときは、そのへんの微妙なニュアンスをくんでくれると助かります。(まあ、意識しないで使うときも多いけど)

ニック(Nick)
ニコロデオン(NICKELDEON)の略にして愛称。
海外ものを主に流すCS(およびケーブル)の子供向け専用チャンネル。
NICKELDEONと書くと日本では映画の影響が強いせいか、ニッケルオデオンと書く人がたまにいるが、公式でもニコロデオンって言ってるのでニコロデオンで。
むしろ、ニコロデオンと書いたら「小劇場」のことではなく、放送局のことだと思っていただきたい。ていうか、スカポン太は愛称の「ニック」をよく使いますんで、よろしく。CNがジャンプ的なのに対して、ニックはチャンピオン的。日本ではマイナーな局だが、クセの強い作品が多く、ハマル人にはハマリます。ティーンエイジロボットやインベーダージムもこの局。(日本じゃ未公開だけどさーーー)
普通にニックといったら、NICKELDEON JAPANのことだと思ってください。

CN
Cartoon Network(カートゥーンネットワーク)の略。
ハンナ・バーベラを母胎とするCS(およびケーブル)のアニメ専用チャンネル。アルファベットにしても、カタカナにしても長くて使いにくいので、よくCNと略される。もちろんパワパフを放送しているのもこの局。世界中に配信局をもっているので、なんなんだが、スカポン太がCNと言った場合はだいたい日本Cartoon Networkのことを言ってるんだと思っていただきたい。一応アメリカの場合は本国CNとか米CNとか書くようにしてるつもり。

コミックストリップ(comic strip)
主に新聞なんかに掲載されるようなコマ割とかを工夫しない、短い漫画を指す。
スカポン太も基本的にその意味で使います。
普通の漫画は海外ものの場合「comic」を使います。

COMIC(コミック)
日本の漫画と区別するために、海外の漫画を指す場合COMICと書きます。気分でアメコミとも書くけど。
複数形でCOMICSなんだが、ちょっとスラングっぽくCOMIXと書くのはなんとなくそっちのほうがカッコいいから。

アメコミ
アメリカン・コミックの略。アメリカで発行されているコミックの総称。
プロレスがプロフェッショナルレスリングとは若干意味が違ってきているように、アメコミとアメリカン・コミックもまた若干のニュアンスの違いがあります。アメコミというと、いわゆるスーパーマンに代表されるようなスーパーヒーロー物が、アメコミのイメージです。アメリカン・コミックというとそのまんまアメリカのコミック全体の総称。ヒーロー物だけにとどまりません。
スカポン太がこの言葉を使う場合、基本的にこの広義の意味のアメコミの意味だと思ってください。なんでかっていうと、実はヒーローものってあんま買ってないんですよ。

MANGA
日本の漫画のこと。
まあそのまんまなんだけど、漫画もしくはマンガと書いた場合は日本の漫画のことです。しかしMANGAと書いたら、外国人の視点からみたマンガの意味を含んでいます。

アンダーグラウンド
普通に使う場合、メインストリームに対する裏文化圏のことを指しますが、話がパワパフのアニメだった場合は、2003年夏日本CNが流したPpG特別企画「パワーパフガールズ・アンダーグラウンド」のことを意味します。
「パワーパフガールズ・アンダーグラウンド」とはPpGが地上波放送する前にすでにCNで収録してあったCNキャスト版PpG放送の企画名。

アチラ
外国(主にアメリカ)のこと。
海外作品を取り扱ってるサイトなんで、「アチラでは〜」とか「本国では〜」とか言った場合、アメリカあたりを指しているものと思っていただきたい。

SGC2C
Space Ghost coast to coastの略。Space Ghost C2Cと書くときも。
日本では「宇宙怪人ゴースト」の名で公開されていたスペースゴーストが、近年、実写と過去のフィルムのつぎはぎ合成というチープなつくりで、トークショウとして復活したオバカ番組。日本未公開だがスカポン太が見たくてしょうがない番組の一つ。パワパフのマクラッケンやゲンディもゲスト出演したことがある。

スペースゴースト(Space Ghost)
日本では「宇宙怪人ゴースト」の名で公開されていたゴーストとは違い、スカポン太がスペースゴーストと書いた時は、Space Ghost coast to coastの新しいバカキャラのゴーストのことと思ってほしい。いつのまにかBBSでは管理人アイコンがこのスペースゴーストになってしまっているのだが、その理由は謎だ。

ブラック(Brack)
宇宙怪人ゴーズトに登場した猫型凶悪宇宙人。なんだが、そのときの日本語訳での名称は別のもの。こちらは原名。Space Ghost coast to coastをへてThe Brack showというシュールなナンセンスホームドラマの主役として近年復活。日本では未公開のため、知名度は低いが海外ではCDも出るほどの人気者。
CN制作のサバイバーのパロディ「Stay Longer」でブラックとしてこっそりデビューしているのでピンとくる方もいるかと思う。
よってスカポン太もあたりまえのように「ブラック」と呼び、特に記述がない場合はアホキャラの新ブラックのことを指す。

ゾラック(zorak)
宇宙怪人ゴーズトに登場したカマキリ型凶悪宇宙人。なんだが、日本放映時の名はカマギーラ。近年Space Ghost coast to coastのレギュラーとして復活。目玉グルグル洗脳光線とかつかってゲストを操ろうとしたりする、ステキなやつ。いつもゴーストのやつあたりやら気まぐれやらでUバンドのビームをくらって黒こげになる。ダミ声が魅力。そんなわけで、スカポン太もカマギーラではなくゾラックと呼ぶ。

バードマン(Birdman)
日本では「電子鳥人Uバード」の名で公開されていた、Uバードの原題にして主人公の原名。スペースゴーストと同じく、Uバードも近年「Harvey Birdman,attorney at law」というアホバカ弁護士カートゥーンとして復活。
この新バードマンのことを指す場合に、「バードマン」と書く・・・・・というわけではなく、Uバードという意味のないアホな名前も好きなのでごっちゃにして使うだろうから注意してくれってこと。

MLaaTR
My Life as a Teenage Robotの略。
海外ではこういう略されかたをしているので、気取ってスカポン太がよく使う。まあ、たいていはティーンエイジロボットって書くけどね。
とにかく、日本で公開してほしい海外アニメの1番手。ああっ、もう!

ジェニー(Jenny)
My Life as a Teenage Robotの主人公。十代のハートをもつロボ少女。
うちのサイトに来たら、ジェニーなんて知ってて当然!てな感じで使ってますので、マジよろしく。XJ-9と書くときも。XJ-9はジェニーの正式な名称。
くるくる変わる表情やしぐさが可愛すぎて、見るたびに卒倒寸前。

Rob Renzetti
ティーンエイジロボットのクリエイター。
パワパフにも関わっていた。この人の描くキュートさは絶品。
もう要注目のクリエイターですね。
他の作品は「ミーナと伯爵」。これもイイ!

ミーナと伯爵(Mina and the Count)
Rob Renzettiのショート作品。CNのカートゥーンカートゥーンショーで最初公開され、後にニックにオーイェイ!カートゥーンでシリーズ化したという異色作。ちいさな女の子ミーナに恋いこがれるヴァンパイアのお話。
この作品を見てビビビっと来て注目し始めたら、ティーンエイジロボットですよ!あなた。MLaaTRもいいけど、ミーナもいいよ!ちなみに、この作品のキャラデザはPpGのマクラッケン。

TT
TEEN TITANSの略。
これこそ初見だとなんの略なんだかわけわからんやつかもしれない。(TДT)のような泣き顔アスキーアートの亞種だと勘違いされたこともあった。使う場所のTPOをよく考えて略語は使いましょうってことやね。でもうちのサイトだとTTといったらTEEN TITANSなのよ。
ノリはカートゥーンだが、動きや効果が日本アニメチックというなんか妙な作品。早く見たいよう。

グレン・ムラカミ(Glen Murakami)
ブルース・ティムとコンビを組むことの多いアニメーター。
バットマン アニメイテッドシリーズを語る上で、この人の存在も忘れちゃいけないよなあ、と思いながらもちょっとティムの影に隠れていてスポットがあたりずらい。けっこう短気なティムのお相手はたいへんだったようで・・・
ティムと違って、めちゃめちゃ日本アニメ好き。そのせいあってか、グレンが指揮をとるTTは、日本アニメテイストあふれる作品となっている。ていうか、グレン大暴走(笑)。一応、上にティムや他の人がいたりするんだが、TTはグレンの作品と言えるだろう。ただ、日本語はよくわからないそうで、彼がよく着目するのは日本のアニメや漫画の表現効果のたぐいだとか。

TEEN TITANS GO!
アニメ版TEEN TITANSのコミック版。
なんかややこしい説明でもうしわけないが、もともとTEEN TITANSはアメコミで古くからやっているシリーズで、TEEN TITANSというタイトルは存在するんですよ。最近始まったアニメのほうは、もともとあったアメコミとはキャラクターデザインとかが原型がわからないくらい変えちゃってる。そのためアニメ版のほうをコミック化したシリーズ名は、もともとあったアメコミ版と区別するためにGOが付いている。だから、この名で書いたときはアニメ版のコミック版のことだと思っていただきたい。ああややこしい。

JINX(ジンクス)
TEEN TITANSに登場するヴィランの名。
TEEN TITANSにおいてたった1話しか登場していないにもかかわらず、スカポン太のハートを激しくゲットした、ゴス風味のキュートなお方。超貧乳のスレンダーボディといい、ピンクの猫目といい、ゴスなファッションといい、もうメロメロ。賛同者は多いと信じている。

ビヨンド
バットマン・ビヨンド(Batman Beyond)のこと。
といっても、日本でのタイトルはバットマン・ザ・フューチャーの名で公開している作品のこと。
ビヨンドってのが日本ではわかりにくいだろうからってんでこの邦題になったんだろうけど、ほとんどのこの作品およびバットマンファンは原題のビヨンドを使いたがる。スカポン太もその一人。だってこっちのほうが言いやすいし、カッコいいと思う。だからこの作品について調べるときはバットマン・ビヨンドで検索することをオススメする。バットマンが引退した未来のゴッサムシティ。ハイテクバットスーツに身を包んだ二代目バットマンが活躍する話。理想的な続編ともいえる、すばらしくデキのいいアニメ。でもエピソード途中で放置・・・・たのむよ〜残りエピやってよ〜。

闇の騎士(Dark Night)

バットマンのこと。
もともとの古いバットマンは脳天気なお気楽ヒーローだったんですが、近年になってトラウマを抱えたダークヒーローとして再生。以来すっかり定着。スカポン太もダークナイトとしてのバットマンが大好きであります。スーパーマンとの対比を強調するためか、アニメでは特にジャスティスリーグでバットマンはそのダークぶりが発揮され、笑えます。
ちなみにビヨンドのほうは「未来の騎士」


ブルース・ティム(Bruce Timm)
アニメイテッド・バットマンのでのキャラデザをおこなったカリスマアニメーター。ティムの描く女性はめっちゃキュートでスカポン太は大好きであります。本人曰く「かわいい女の子を描くのは楽しい」とのこと。このティムのタッチがアメコミのアニメ化の主流タッチになったことを考えても、その影響ははかりしれないといっても過言ではないだろう。ハーレイ・クインはこの人のオリジナル。あと、ロキシーロケットもそうかな。
ティム本人が描いたコミック、マッドラブは「たまんねー」の一言。

ポール・ディニ(Paul Dini)
ブルース・ティムと組んでバットマン アニメイテッドシリーズを成功させた脚本家。
タイニートゥーンからバットマン>スーパーマン>JLとライターとして活躍。この人、基本的にはドタバタ好きらしく、けっこうヘンな脚本を書くことたまにあり。コミックでは「Jingle Belle」というサンタの不良娘のシリーズがあって、話はディニが作るんだけど、ペンシラーはそのつど違うという変わったコミック。自分のシリーズなんで、もうディニ節炸裂。他にもコミックの原作をけっこう書いてる。けっこう目が離せないお人ですね。

ハーレイ・クイン(Harley Quinn)
バットマンに登場するヴィラン。
ただし、彼女はアニメオリジナルのキャラ。にもかかわらず、その人気のあまりアメコミに逆輸入されて単独シリーズすらもつようになった。スカポン太も大好きであります。たまにハーレー・クイーンと書く人もいるが、スペルを見てもらえばわかると思うが、QueenではなくQuinnなのでカタカナ表記のときはクインと書いてほしい。
ハーレイ・クインの名は古典喜劇の道化役ハーレクイン(Harlequin)から。元々の本名はハーレイ・クインゼル(Harley Quinzel)だったため、ジョーカーが命名した。なぜかジョーカーのことをプリンちゃん(Puddin')と呼ぶ。

JL
Justice League(ジャスティスリーグ)の略。
カートゥーンネットワークでやっている「鋼の男:スーパーマン」「闇の騎士:バットマン」「火星のヒーロー:ジョン・ジョーンズ」「アマゾネス族セシミラの王女:ワンダーウーマン」「銀河の平和を守るエリート部隊のベテラン:グリーンランタン」「地上最速の男:フラッシュ」「惑星サナガーの潜入捜査官:ホークガール」がチームを組んで闘うアニメのこと。
新シリーズになってから、スーパーマンネタが増え、スーパーマンをよく知らないとバックボーンがよくわからなくなっているが、知っていると激しくおもしろい。
アメコミでは古くからシリーズ化されているタイトルだが、スカポン太が普通に使う場合はアニメにほうを指すと思っていただきたい。

クロスオーバー
アメコミでよくつかわれる、本来別々の作品の主人公たちが、同じ物語で活躍する手法のこと。ジャスティスリーグがその典型。日本でいえばスーパーロボット大戦みたいなもの。
元々はお祭り的特別企画だったんだけど、この企画は人気が高いせいか、今では普通におこなわれるようになった。当然ファンもそれを望むことが多い。アメコミは出版社が作品の権利をもっているため、こういうことが容易にできるのだ。ただ、やりすぎて一回物語が破綻したこともある。
そんなわけで基本的にクロスオーバーがおこるのは同一出版社の中での作品のみとなる。はずなんだが・・時たま出版社を超えてやるときもあるんだよなあ。ホント好きなんだよアメリカの連中はクロスオーバーが。私も好きだが。
個人的にはスペシャル企画でカートゥーンもクロスオーバーをやって欲しいのだが・・・
よく言われるのが制作者つながりで「デクスター」「パワパフ」「サムライジャック」のクロスオーバーだが、スカポン太の好みとしては「パワパフ」「ビリマン」「ティーンエイジロボット」でやってほしいのであります。ぜひ!

ビリマン
CNオリジナル作品「ビリー&マンディ」の略。
原題は「Grim Adventures of Billy & Mandy」長いので日本では「ビリー&マンディ」のタイトルに。グリムを頂点とした原題のタイトルはけっこう好きなんだが、いかんせん長い。ったく、どーしてアメリカのタイトルって長いの多いんだろね。「グリム&マンディ」じゃダメでしょうか?だめ?じゃ「マンディの奇妙な冒険」とか。もしくは「グリムの受難生活」とか。
略して「ビリマン」ってどーよ?とか最初は思ってたんだが、いつのまにか定着。そんなものでしょうかねえ。

マンディ
ビリマンのレギュラーキャラクター。
非情で冷酷、タフで高圧的な、いつもしかめっつらの最強にして最凶なちいさな女の子。そこがステキ。スカポン太のお気に入り。日本未公開時からそのキャラクターに一目惚れしていて恋いこがれていた。

Grim & Evil
ビリマンの放送開始時の本来のタイトル。古い日記とか読むとこの名が出てくることがあると思うが、そーいうことなんである。元々はこのタイトルだったんだよ!現在放映中のビリマンのエンドロールを見るとその痕跡が残っているのが確認できるはずだ。もともと日本での公開タイトルもこの名だったはずである。しかし、日本公開直前に本国でGrim編とEvil編がそれぞれ独立し、人気の高いGrim編(Grim Adventures of Billy & Mandy)が主流筋となったため、日本でもそれにならって「ビリー&マンディ」となった。
ちなみにEvilのカタカナ表記はエビル、イビル、イーヴルとあり悩む。発音的にはイーヴルなんだろうけど、外来語として定着した感のあるエビルが好き。で、その中間をとってスカポン太はグリム&イビルと書くことが多いのでよろしく。

TMNT
Teenage Mutant Ninja Turtlesの略。
日本ではミュータント ニンジャ タートルズの名で公開された四人(匹?)のカメ忍者のアニメ&コミックのこと。スカポン太が大好きな洋アニメの一つ。で、タートルズファンにとっては当然のようなこの略語も、一般にはよくわからんのだろうなあ。もちろん海外ではこの略語でバッチリ通用する(はずだ)。

レオナルド
Teenage Mutant Ninja Turtlesのリーダーにして二刀流の使い手。タートルズの中で一番のお気に入り。次はドナテロかなあ。
スカポン太がレオ様といったら、レオナルド・ディカプリオのことではなく、カメ忍者のレオナルドのことを指すので、そのへんヨロシク。

KND
日本未公開のCNのカートゥーン、「CODENAME:KIDS NEXT DOOR」の略。
ナンバー3の日本人の女の子「KUKI SANBAN」ちゃんが気になってしょうがないです。

レンスピ
ニコロデオンで放映している脳髄破壊下品狂気アニメ、レンとスティンピー(Ren & Stimpy)の略。レンステと略す人も多いが、スカポン太はスティンピーのピーのアクセントが妙に心に残るのでこの略を好んで使う。スカポン太がレンスピと書いたら、レンとスティンピーだと思ってください。

キムポ
ディズニーチャンネルで放映しているキム・ポッシブル(KIM POSSIBLE)の略。
ちょっとディズニーらしからぬ感じがしていて日本公開前から気になっていた作品。いわゆる毒な感じはないけど、良質な作品だと思う。ちなみにスカポン太は主人公のキムより敵役のシーゴー姉さんが大好きである。

シーゴー姉さん
(Shego)キム・ポッシブルのレギュラーヴィラン。緑の炎を使うキツめなステキなお姉さま。別にキムの姉さんというわけではない。むしろシーゴー姐さんと書いた方がよかったかな。なぜかスカポン太は彼女に「姉さん」とつけたがる。

ヴィラン(VILLAIN)
アメコミ用語(ってわけじゃないけど)で、敵役、悪役のこと。
アメコミ系サイトでは、よく使われる言葉。スカポン太もよく使う。そのほうが通っぽいから。これの反対がヒーロー(Hero)ですね。

スーパーヒーロー(Super Hero)
読んで字のごとくなんですが、対象が女性の場合でもヒロインではなくヒーローを使います。Menが男の意味だけでなく、「人」の意味でもあるようなものでしょうか。
男尊女卑的な部分もあるかと思いますが、物語上の役割をを示す言葉だと思ってください。だからパワーパフガールズは小さな女の子のスーパーヒーローなのです。

クライム・ハンター
犯罪者狩人。アメコミヒーローものにおける役割の一つ。クライムファイターとも。
アメコミのヒーローものといっても、実は2つの流れがあって、それがスーパーヒーローとクライム・ハンター。
その名のとおり、超人的なスーパーパワーを持った者が主人公のスーパーヒーロー。
街や世界の平和を守るために犯罪者と闘うクライム・ハンター。
スーパーヒーローは分かりやすいと思う。たいがいはこのパターンだからだ。超人的な力ゆえに、当然悪役も超絶的なスペシャルな力をもっており、怪物や宇宙人、ミュータントなんかが敵になり、物語もSF的。一方のクライム・ハンターは能力的には突出していても基本的には人間で、敵も異常犯罪者ながらもやはり人間が多い。バットマン、デアデビルなんかがその典型。
日本で言うならドラゴンボールなんかはスーパーヒーロー。必殺仕事人なんかがクライム・ハンター。
だから、バットマンがスーパーヒーローの役割をさせられるというのはかなり無理があるのだが、人気の高さゆえにしかたがない部分はあるんだろうなあ。

MIB
Men In Blackの略。映画にもなったのでご存じの方も多いはず。
すでに来ている異星人たちだが、人類の文化が進むまで「ない」ことにするため、さまざまな異星人間トラブルを人知れず解決する、黒スーツに身を包んだエージェントたちのお話。
ただ、スカポン太が書く場合は、これのアニメ版のことが多い。
いやー、これ面白いんですよ。でも、CNとかFOXでなく、ミステリーチャンネルで放映してたせいもあって知名度は今ひとつか?クリーチャーデザインとか秀逸なんだけどなあ。
JとKの掛け合いも面白いけど、キツめでクールなお姉さまLがスカポン太は大好きでああります。基本的には研究員なんだろうけど、たまに人材不足で現場にもいってアクションしてくれる。いいです。わしも診察して。

TPB(TRADE PAPERBACK)
TP,TBとも。トレードペーパーバックの略。
いわゆるアメコミのあのペラペラのコミックを本としてまとめたもの。日本で言うところの単行本にあたると思ってくれ。まあ日本は複数連載している雑誌の中の一つが単独でまとまるから単行本というが、アメコミははなっから単独タイトルで刊行されてるからまとまっても単行本という名称にはならないんだよね。
通常のアメコミは雑誌扱いなので、「本(Book)」扱いしてくれず、アチラの本屋さんではあんまり置いてくれないんだが(程度が低くみられているという理由もあるが)、このTPBになると「本」扱いになるので書店で入手しやすくなり、とても嬉しい存在。早い話、amazonでも入手できるようになるってのがデカイ。また、月刊で売りっぱなしコミックストアの在庫がなくなったらそれまでよ、の通常のアメコミと違い、古い刊行物も入手しやすいのも大きなメリット。単独でチマチマ買うより安いというのもデカイ。製本もしっかりしてるので管理も楽といいことづくめ。
昔は、超売れてるものとか、特別増刊号的ノリでしかつくってくれなかったんだが、最近はどの出版社もコンスタンスに発行してくれているのが嬉しい。まあ、昔は「コミックなんて読み捨てるものだろ、そんなものとっとくやつなんてイネーヨ」なんて考えられていたせいもあったみたいです。
現在は古い作品でもコンスタンスに売れ続けられる、書店にも置いてもらえて販売のチャンネルが増える、日本の漫画文化経済の支えになってるものの一つに単行本があるようだ、なんていろんな理由からけっこう力を入れはじめてます。
従来は大判サイズが普通だったんですが、日本の単行本を参考にしたのかわかりませんが、小型のサイズのTPBが増えてきています。
以上がアメコミ用語におけるTPBの意味。主に合本の意で使われます。一応スカポン太がTPBと書いたらこの意味だと思ってください。
実は洋書界ではもうちょっと別の意味でトレードペーパーバックという言葉が使われているので注意。
このへんは日本の一般の書籍と漫画書籍の名称の違いと似ているんですが、普通の書籍の単行本といえば、ハードカバーの高いヤツを指し、普及版は文庫本になります。漫画の場合は逆で、普及版として単行本が刊行されます。そっから派生して豪華なやつが「愛蔵版」とかになり、最近では漫画の「文庫版」なんてのも。
洋書界ではどーなのかというと、日本の書籍界と同様に厚いカバーの蔵書タイプのものを「ハードカバー」。普及版の読み捨てタイプの紙質のあまりよろしくないやつを「ペーパーバック」。その中間、ハードカバーより薄い装丁、ペーパーバックより大型のものを「トレードペーパーバック」と呼びます。(ソフトカバーとも)
アメコミの合本はこの「トレードペーパーバック」の形態に近かっため、そう呼ばれるようになったんじゃないかと推測しているのですが、正確なことはわかりません。そーなると、サイズ的には最近の小型TPBは単なるペーパーバックと呼ぶべきなんだろうか?
また、読み捨て型のペーパーバックをその用途から「マス・マーケット・ペーパーバック」と呼ぶこともあるようです。通称「マス・マーケット版」
なんだか、妙に長い文章になってしまいましたなあ。

オルタナティブ
アメリカン・コミックでメインストリームのヒーロー物と区別するために、使われる言葉。「商業主義にまみれたマッチョ物じゃなくて、ちょっとおしゃれでアートな感じ、みたいな」そんなノリで使われる。たいがいはアングラやインディーズに多い。音楽でいったら「渋谷系」、マンガでいったら「コムとかガロとかマンガ少年とかそんな感じ」みたいな。このへんは読む人の感覚におうところが多いので、その定義はさまざま。日本ではアメコミ紹介としてはあまり紹介されず、むしろアート系雑誌なんかがサブカル文化としてたまに取り上げてくれるとこが、助かる。
定義はともかく、スカポン太の好きな作家はこのへんにいることが多い。
いかにもサブカルっぽい用語であんまり好きじゃないんだが、便利なんでたまに使う。

インディーズ
元々はindependent(インディペンデント)から。和製英語なのかすらよくわかってないで使ってる言葉。
大手に属さないその他モロモロの第三勢力つうか、早い話マイナーな弱小企業およびブランドを指す。(と、思う)
日本の音楽業界では自費出版のアマチュアバンドあたりを指す言葉のように使っているような気がしないでもないが、よくわかりません。
一応アメコミ業界では、大手(DCやマーブル、ちょっと落ちてイメージやダークホース)以外の出版社のことを指す(と思う)。実際ほんとに小さいらしいけど。
取り扱いが少なくて、この辺の本を入手するのは大変だったんだけど、ネットのおかげでバツグンに入手しやすくなってヒジョーに助かってます。SLGとか好きだなあ。

invader ZIM(インベーダーズィム)
カルト漫画家Jhonen Vasquez制作のハイビートクレイジーアニメ。米ニコロデオンで放送されていたが、局側と対立、現在放送停止、かつ制作停止。Jhonenもかなり頭にきているようで、よっぽどのことがないかぎり二度と制作はされないだろう。スゲエ残念。だから日本公開もなさそうな気配で、さらに残念。
発音に正しくと思いカタカナ表記ではズィムとしようと思ってはいるのだが、そこは日本人。インベーダージムと書くことしばしば。でも自分の耳には「ゼン」に聞こえる。

GAZ(ガズ)
invader ZIMに登場するゴスな風貌の人嫌いのゲームマニアの少女。ZIMと敵対する少年DIBの妹。ものすげえ無愛想なんだが、そこがキュートで、スカポン太のお気に入り。「ゲズ」って聞こえるんだが、ま一応カタカナ表記ではガズと呼んでいる。

LENORE(レノーア)
スカポン太が大好きなアメコミの一つ。好き度ではトップクラス。日記のバックグラウンド画像がそれ。
主人公のLENOREは一度死んで蘇ったリビングデットの女の子。LENOREのダークでフリークスな日常をつづるゴスキュートコミック。ああ、レノーアたんかわいいよう。
作者はRoman Dirge(ローマン ダージ)

SONY
スカポン太が最近いきどおりを感じている企業。(昔は好きだったんだが)
一時期LENOREがアニメ化するって話題になったんだけど、権利を買い取ったSONYが飼い殺しでお蔵入り。以来スカポン太はSONYに対して悪感情をもつように。プレステのエミュレーターVGSが市場に出た時も、訴えたんんだけど敗訴。そこでVGSをSONYが買収。「これからはSONYがよりよいエミュを作るために開発を担当する」とか言っといて、いまだに出てません。飼い殺し封印。さらには、CSと連動できるHDレコーダー・コクーンなんてものを作ったはいいが、これは録り溜めるだけで、外部に保存できない仕様。なんなんだこいつらは。ビデオが出たときに、ビデオ録画は著作権侵害にはあたらない!とかいってムリヤリ認めさせたアレはなんだったんだか。
さらにSONYのCS局「so-netチャンネル」には「私の流儀」とかいう出井社長をほめちぎるつまんねーヨイショ番組とかあったりして、頭おかしいんとちゃうか。
そりゃまー、パワパフのグッズとかもいっぱい作ってくれてますよ。でも他ではプリンセスとか市長とかトーキングドックとか余力で幅のあるグッズも開発しているのに比べ、SONY製はほとんどガールズばかりという偏り。あんだけ商品だしててどーなのよ。
さらにSONYがパワパフの本を出すという話もかつてあって、予約注文すらしていたというのに、結局なんのおとさたもなく「なかったこと」に。そこには日本人作家が描いたPpGのコミックなんかも載る予定もあった。(途中まで描いたという原稿をみたことがある)
そうそう、うちのTVはSONY製なんだけども、数年前からチューナーがおかしくなって地上波が見れなくなってるんだよね。だから地上波はビデオ経由で見てるんだ。ったくもう。修理費聞いたらウン万だとかいいやがって、まあ最近ほとんど地上波みてないからいいけどさ。見ても時間の都合が合わないこと多いからいつも録画だし。いーんだけどね。
そんなわけで、スカポン太がSONYを語る時にキツくなるのはご容赦しただきたい。

Scary Miss Mary(スケリー ミス マリー)

ゴスキュートの代名詞的存在。スカポン太はコミックで知ったが、むしろコミックはキャラクター展開の1商品にすぎない。
ゴス好きでこれを知らなければモグリじゃねーの、とか思ったりもするが、ホンモノのゴスの知人なんていないし、スカポン太自体ゴスキュートなものがなんとなく好きなくらいでゴスじゃないので、テキトーで偏った思いこみであることに注意していただきたい。

これの作者のJill Friemarkはコミックアーチストというよりはキャラクターデザイナー。ティーンエイジロボットのキャラデザも手がけた。


ゴス(Goth)
ゴシックホラーを根とする、ジャンル、スタイルおよびそれを好むの人間を指す。
日本ではファッションとしてのゴスロリ(ゴシック・ロリータ)の方が有名で定着している。原宿なんかゆくとよく発見できる。
ゴスの基本は黒・赤・怪奇・痩せ形(デブ厳禁)・病的。
スカポン太が好きなジャンルなんだが、実際のゴスの嗜好とはどうもズレているんじゃないかと思う今日この頃。

ドーピング
スカポン太がこの言葉を使った場合は、ユンケル(もしくはそれに相当するもの)を飲むことを指す。徹夜前の儀式。

オーイェイ!カートゥーン
CNで言えばカートゥーンカートゥーンショーにあたる、ニコロデオンの新人発掘を目的としたカートゥーン短編番組。ここで人気を得ると後にレギュラー化する可能性が高い。実際に「チョークゾーン」「Fairly OddParents」「My Life as a Teenage Robot」などがレギュラー化している。当たりはずれはあるが、スカポン太的にはCNのカートゥーンカートゥーンショーより全体としておもしろさは上だと思っている。

ホムビ
ホームムービーズの略。
CNで放送されている、だらーっとした感じがクセになるオモロイ番組。かなり好き。

コーチ
ホームムービーズに登場する、独善的な最悪バカサッカーコーチ、マグワイヤーのこと。スカポン太がコーチと言ったら、基本的にホムビのマグワイヤーを指すものと思っていただきたい。
でもホームムービーズの裏の主役ともいえる。そのいいかげんで適当な発言は、ダメ人間ほど心に響くという不思議な力をもつ。感動すら覚える。

スタチュー(statue)
塑像の意で、早い話フィギュアのこと。ただ、アメリカフィギュア界では、チープなものと区別するために精密で高価なものを指す。いじって遊ぶアクションフィギュアのようなものではなく、飾って鑑賞するためのもの。

マケット
アニメーターなどが参考にするキャラクターを立体化したモデルのこと。用途が違うだけで、もの自体はスタチューと同じようなものと考えていい。PpGの市販向けマケットも存在するが高いのよ、これが。

DC
言わずとしれたアメコミを代表する超大手にして老舗の出版社。
PpGのコミックもここから出ている。バットマンとスーパーマンという二大看板を持つ。いまさら書くこともないと思ったけど、略語っぽいからついでに。
元々はナショナル・アライド・パブリケーションズ社だったが、バットマンが掲載された「ディテクティブ・コミックス(Detective Comics)」が大ヒット。(ていうかバットマンが大ヒット)。そのヒットにあやかって、雑誌の頭文字をとったDCに社名を変更、現在に至る。
だから、社名だからいいんだけど、DCコミックっていう言い方のはちょっととまどいを感じるスカポン太です。(コミックかぶってる?)
とりあえず、スカポン太がDCと書いたらドリームキャストではなく、DC社のことを指すと思って間違いない。
ちなみに、老舗で大手で編集の力がつよくやや保守的なとこから、スカポン太はこの会社に、なんとなくアメリカの少年マガジン(てか講談社)なイメージを持っている。

マーヴル
マーヴルコミック(Marvel comics)社のこと。
X-MENやスパイダーマンなどで有名なアメコミの超大手出版社。このこと自体の説明は無用だろう。ていうかね、問題にしたいのはこのカタカナ表記について。
スカポン太は「マーヴル」で覚えたのでこれを使うが、最近じゃ「マーベル」ってのが公式なの?だってマーヴルVSカプコムだったじゃない!
うーん、よくわからないです。気分によってマーベルと書くこともしばしば。もうっどーにでもしてって感じ。やんなったう。
スカポン太的には少年ジャンプの匂いがする会社。メディアミックスを積極的におこなったり、奇抜なことやったり、ヒーローモノへの比重がめちゃくちゃデカかったり、いきあたりばったりなとことか・・・

New Adventure(ニュー アドベンチャー)
アメコミやカートゥーンは続編の意味。
もうねえ、アホですかってくらいに、続編やリメイクものになるとこれをつけたがるのよ、あっちは。タイトルが長くなるうえに、アホらしくて邦題になるとほとんどこんなもの訳さないから、めんどうくさいことこのうえないもの。だからスカポン太もまず使わない。じゃあ、書くなよ。いや、ちょっと書いておいておきたかった。

プレビューズ
毎月発行されるアメコミ関連をカタログ化した雑誌。
メジャーなとこからマイナーなとこまで、コミックからグッズ諸々まで、とにかく網羅されてるので使い勝手はたいへんよろしい。再販制度がなく、また流通数が少ないアメリカコミック界では必ずしもすべての本をコミックショップが入れてくらるとは限らないので、欲しい本はここでチェックしておく必要があり、その需要から生まれた雑誌。これは日本のアメコミショップで買うときも同じことがいえる。マイナーなコミックなんてまず入荷しないから、これみて注文しとくが吉。
日本にもあると便利かな〜なんてちらっと思ったりしたときもあったが、日本の場合、こんな一冊に収まるはずもないことに気が付く。
アメコミショップ・ブリスターさんだとタダでくれたりするのでたいへん嬉しい。

最後までお読みになったオヒマな方どうもありがとう。

まだスカポン太がわけわからないこと言ってるよ、とか思ったらリクエスト次第で追加するかもしれません。(ていうか自分で勝手に追加するかも)いまんとこ未整理なんで、ノリと気分の順番になってますが、やっぱりアルファベットとかあいうえお順にしたほうがいいかねえ。
間違ってる箇所とかあったら指摘してくれると助かります。いまんとこ、スカポン太が「そういう言葉」だと思いこんでいる意味になってます。

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