もちろん博士がなんとかしてくれるんだけどね!
ロボットの暴走は設計図の数式に米粒がついていたゆえの計算間違い・・・というのもなんだかなって感じですが。
オチもただもとに戻って終わり、というものでなく、ちょっとひねってあるのがイイ感じ。絵も見所多くて楽しい一編でした。
それにしても、初期の作品#9「BLOWING BUBBLES」でもバブルスがおっきくなってましたが、この子ってばこーいうのが似合うのかしらん。
ところで、泣き虫バブルスをなだめようと、バターカップがジョークを言うシーンがあるのですが・・・
What do you get when you cross a dog with a frog?
A croaker spaniel !
いわゆる小学生レベルの駄洒落ギャグ。
どうも有名なジョークらしく、こことかこことかあちこちに載ってますね。
意味としては「犬とカエルを掛け合わせたら何になる?」という問いに
「A croaker spaniel !」と答えるわけですが、
これは「cocker spaniel」という犬種との駄洒落。
croakerとは「カエルのようにガーガー鳴く」という意味なのでそこが駄洒落になっていると。
これをうまいこと生かして翻訳してみると
「蛙と犬っころが結婚したら?」
「生まれる子供は犬っケロ」 (新井新一さん作)
とか、そんな感じでしょうか(笑)
それはともかく、このバターカップかわいいなあ。
あと、無言の表現で「・・・・」と表すのもちょっとアメコミでは珍しいかな?とも。
それともう一点
でっかくなったバブルスが言う台詞
「SNF. No. We're just too big. Follow me!」
SNF ってなんの略なんだかわからなかったんですが、どうやら「Sniff」の略のようです。「Sniff」は辞書なんかでは「鼻をクンクン鳴らすこと」って感じみたいですが、ここではそういう動作をすることを表した擬音的表現のようです。
(Sniffが「ぐすん」だったらSNFは「ぐす」って感じでしょうか)
英語では母音を取り除いて単語の略をする事がよくあるようで、ここでもそういう感じなんでしょうね。いかにもマンガのセリフ的な表現・・・と、言えるのかな?
(英文アドバイスKOHさんアンナさんありがとうございました)
|