DC版として正式な形としてのPpGコミックの第一作目。流通数が少ないせいか店によってはプレミアがついて2000〜3000円くらいしたりする。
このシリーズのメインアーチストにして今後すべてのカバーアートを手がけるフィル・モイもまだ慣れてないせいか、このころはさほどでもない。絵はイマイチ。ついでにいえば、やはりメインライターともなるJ.
Moore & S.Carolanのコンビの原作もぱっとしない。
なにより、リスのTwitchyがかわいくない。
ちなみに、幼稚園で飼ってるハムスターの名は「TWIGGY」
はっきりいって、デキはよくない。コレクターでもない限り、定価ならともかく、プレミア値段で買うほどのものでもない。
律儀に1巻からコミックスを読んで、「ふーん、やっぱアニメのほうが俄然おもしろいや。こんなものか」なんて思った人も多いかと思う。だから、これは読まなくてイイ。
追記:もちろん、ファンなら知ってると思うけど、アニメの後期にやった『STRAY
BULLET(邦題:パワーパフ・リスちゃん)』も同じプロット。しかし、アニメのリスはこんなにキュートなのになんでこうなっちゃんたんだか?
ただ、微妙なのはこのネタはどっちが先だったのかなあ?ということ。
このこのコミック刊行は2000年4月。
「STRAY BULLET」は第4シーズンなので放映は2001年。
つうことはこのコミックの方が先でアニメスタッフが気に入って(逆に気に入らなかったから)アニメ化したのか、どうだかはわからないが、それならコミックのリスがアニメのデザインに合わせていない理由は説明できる。
追追記:再放送のパワパフみてたら、『FUGGY LOGIC(邦題:さわっちゃダメ!』で、バブルスがリス(モモンガ?)と喋るシーンがあるが、コミックと同じブサイクなリスだった。ファジーのブチキレばかり印象にのこっていてすっかり記憶になかったよ。てことは、フィル・モイは忠実にアニメにそって描いていたんだなあ。すまん。
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