ス「はあ？思わず表紙をみかえしてしまいましたよ、これって日本語版だったっけか？ってね」

こ「なにをいっとるか。『マンガスタイル』のトップランナーにしてアメコミ版ダーティペアで有名なアダム・ウォーレンに決まっておろうが」

ス「いや、アダム・ウォーレンは知ってましたよ。アメコミ専門店ゆくと目立つもの、あのダーティーペア。でも、ここまで日本の漫画的画風だったとは以外だったというか、恐るべしというか・・・」

こ「まあそれは言える。これそのまま日本の漫画で連載されてても違和感まるでないだろうな。『美幼女戦士　パワパフガールズ』ってか」

ス「確かに違和感なさすぎ（笑）。でもアダム・ウォーレンって士郎正宗っぽい印象があったんだけど、これ見る限りじゃすでにそれを越えて独自の『マンガスタイル』を確立したって感じますね」

こ「最近は 木城ゆきと っぽい気もしてたんだが、この人1作ごとにどんどんうまくなっていくんだよな。正直最初のころはヘタクソなアニオタみたいな絵って感じだったんだけど、最近はかなりイイ感じだ。あのダーティーペアなんて日本で連載してもいいんじゃないかと思うよ。けっこうウケると思うんだけどな。」

ス「作者名みなけりゃアメリカのアーチストって気がつかないかも」

こ「『マンガスタイル』の作家じゃアダムが最前線つっぱしってるかもしれないけど、最近は増えてきたみたいで、これからが楽しみだね。」