PpGコミックの種類

DC1

The Powerpuff Girls #1〜(現在も刊行中)

DCから刊行されているシリーズで、パワーパフガールズのコミックといえば、普通はこれを指します。
通称「DC コミックス版」または「DC版」。
2000/4より月一で発行されているもので、現在も刊行中。
で、本サイトもこのシリーズを扱います。
アニメとは違ったオリジナルストーリーが展開されますが、基本設定は同じ。ただし、メインの作家はいるものの、話ごとに作家が違ってます。これはアメコミの特徴でもあるので、別にパワーパフガールズに限ったことではありません。
表紙はすべて Philip Moy

刊行予定はDCのサイトで確認できます。

STARRING1
STARRING5

CARTOON NETWORK・STARRING

カートゥーンネットワークのアニメをコミカライズしたシリーズで、回ごとに取り上げる作品が違います。

このうち、#1と#5がパワーパフガールズの回です。その後人気のためか独立したのが上のDC版です。入手はけっこう困難らしいです。実は私も持ってなかったりする。
この#1と#5をさして、通称「スターリング版」と呼びます。
この巻が貴重なのはコミックを描いているのがアニメと同じあの「CRAIG McCRACKEN」だということ!マジかよ〜。

スターリング版#1 スターリング版#5
stuff
Writer CRAIG McCRACKEN
Penciler CRAIG McCRACKEN
Inker Mike DeCarlo
Letterer Phil Felix
Colorist Dave Tanguay
stuff
Writer CRAIG McCRACKEN
Penciler Paul Rudish,Cindy Morrow
Inker Mike DeCarlo
Letterer Phil Felix
Colorist Dave Tanguay

なんか誤解をうけるんでは・・との指摘があったので、スターリング版のスタッフリスト(Editor省略)です。#5では 原作(脚本)のみです。

後のDC版との大きな違いはというと、執筆陣がTVのスタッフってこと。さすがアニメーター、コミックもお上手です。(Paul RudishもCindy MorrowもTV版のアニメーター)

Double Whammy

The Powerpuff Girls・Double Whammy

いわゆる増刊号。
DC版の再録(#1,2)+「デクスターズ・ラボ」という構成になってます。

なので、マニアでなければ特に必要ないと思われ。
いまんとこ、この一冊だけみたいです。

$3.95 U.S.

Double Whammy

The Powerpuff Girls: The Titans of Townsville
The Powerpuff Girls: Go, Girls, Go


DCコミック版の単行本。
The Titans of Townsvilleが1巻で#1〜5を収録
Go, Girls, Goが2巻で#6〜10を収録

2003年10月1日に同時発売された。

内容はまったく同じ。
初期のころの英語版PpGコミックを読みたいのならコレが良いでしょう。アメコミ店が近くにない人でも、アマゾンで購入できるので、入手も楽だし。

$6.95 U.S.

アマゾン>TPB 1,TPB2

japan1
japan2
japan3

ワンダーライフスペシャル
パワーパフガールズ(DCコミックス版)
小学館

いわゆる日本語版
一巻はDC版の#1〜3とスターリング版の#1と#5を収録
二巻はDC版の#4〜8を収録
三巻はDC版の#9〜13を収録

みてわかるように、各5話を収録してあり、解説もついていて、かつ雑誌形式のオリジナルと比べ、単行本形式のため印刷・紙質もよく、コストパフォーマンスに優れている。オリジナルにこだわらないのなら入手もしやすいこちらがお薦め。擬音までも日本語化している徹底ぶり。特に入手困難なスターリング版を(日本語化してるとはいえ)読めたのはうれしかった。

当然ながら、オリジナルにあったうっとうしい広告は削ってあるので読みやすくて良い。翻訳もけっこう良く、アニメの雰囲気にあわせて訳している「むっかつく〜」とか。(けっこう柔らかめな訳って気もしないでもないが)。

解説のコラムがかなりマニアック。

巻末がグッズカタログになっているのもその手の収集家には評価高いか?
ただし、ソニーのグッズのみのようだが。

翻訳:石川裕人
(アメコミの日本語版でよくみかける人。その筋では有名)
750円

日本語版についての公式サイトはこちら>

そのほかにも、絵本(ストーリーピクチャーブック)とかステッカーブックとか特集本とかあるみたいですが、詳しくは知らないし、コミックではないので割愛します。

これらはDC以外からも刊行されていて、アニメの話と同じ内容だったり、オリジナルだったりいろいろみたいですが。

 

追記:
イーストプレスから絵本版の翻訳が出ました。翻訳はアニメと同じ瀬谷玲子


その他の出版物

DC1

THIS IS ANIMATION
パワーパフ ガールズ・パーフェクトガイド
小学館
定価1200円(税抜) ISBN4-09-101568-9

パワパフファン待望のムックついに登場!
てなふれこみで登場したガイドブック。
しかし中身は小学生以下を対象とした『パワパフ大図鑑』みたいなもの。
あんまし濃い内容を期待すると肩すかしをくらう。

内容は

・タウンズビルマップ 1p
・マクラッケン直筆ポスター 1p
・映画ストーリーダイジェスト 16p
・キャラクターファイル 19p
・TVシリーズ放映リスト・スタッフリスト 1p
・グッズカタログ 22p
・マクラッケンインタビュー 2p

こんな感じ。

タウンズビルマップは、イメージ図みたいなアバウトなもの。
映画ストーリーダイジェストはフィルム絵本のような感じ。
TVシリーズ放映リスト・スタッフリストは一応日本題と原題が併記されている。また、スタッフ名もカタカナ表記になっている。
グッズリストは多すぎる気もするが、グッズコンプリーターにはいいリストになるかもしれない。ただ、日本の商品のみなのが残念。
インタビューは映画についてと、作品について。悪役に関する返答がおもしろかった。

【極悪】 カレ ← モジョ → 【極ダメ】 アメーバーボーイズ

というバランスでモジョは中間に位置するらしい。

キャラクターファイルは「名も無きモンスター」まで網羅していて映像資料的にはけっこう使える。もちろんマニアには物足りない内容。
スタンレー=ホィットフィールドも、モアバックス氏も、道路工事のあんちゃんも、パペットパルも、そして宇宙怪人ゴーストもない。

直筆ポスターだが、どうも隅っこにあるサインが直筆ってだけで、マクラッケンによる描き下ろしというわけではなさそうだ。

下にいるガールズと博士は、どっからかの流用っぽいがどうなんだろうか?

ただ、博士が非常においしい位置にいる。
足下にはキーン先生のお尻が、胸元にはミス・ベラムのバストが、そのうえ腕はセデューサの股間に挟まれちょる!うらやますぃ・・・

誇らしげにトップに君臨していているモジョに不満そうなカレ。さりげなくセクハラしてる市長。妙にカワイクなっているアメーバーボーイズ。

また、カバーを取ると、中の表紙は3悪のパターンになってる。

連動企画のTシャツは、表紙とこちらのデザインとなっている。

 

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